『中国遊園地大図鑑』南部編 撮影/関上武司さん

 いまや世界第2位の経済大国である中国。日本に中国人観光客があふれているのを見ればわかるように、人々は豊かになり、国内においても、その消費を加速するかのようにさまざまなアミューズメント施設が急激に増えている――。

ちーがーうーだーろー!

 というのは事実だけれども、昨年、世間を騒がせた元議員先生のように「ちーがーうーだーろー!」と叫びたくなるようなこれらの写真、実際に庶民が気軽に出かけている中国の遊園地の実態なのだ。

 撮影したのは、2011年から120か所以上もの中国国内の遊園地を訪れ続けているという会社員の関上武司さん。関上さんによると、「最近はさすがに減少傾向にある」とか。

「2016年の上海ディズニーランドの開園などで、中国でも著作権の概念を気にするようになってきたからでしょう。でもまだまだ中国全土に存在していて、とんでもないパクリの造形物を見つけると、“うわ、まだあるよ!”とうれしくなってしまいますね(笑)

 また、古びた箇所をメンテナンスしないとか、脱いだ着ぐるみをお客が見えるところに置きっぱなしにしてる……、なんて“おおらかすぎる”施設も多い。むしろ“お客様の夢を壊さない”というコンセプトも、ほかの国からパクったほうがいいと思います(笑)。

 でも一方で、最近の中国で製作されている映画のダイナミックさや、最新のアミューズメント施設などの完成度はもはや世界トップクラスです。今度は、そういった中国の技術を海外がパクる側になるんじゃないかと思っているんですけどね」

 驚愕だらけの中国の遊園地を訪れたら、ある意味、あの有名な“夢の国”より思い出に残るかもしれない!?

「中国遊園地大図鑑」南部編(パブリブ刊税込み各2376円)北部編、中部編に続く第3弾。全く疑問符だらけの中国の遊園地を徹底調査! ※記事の中の写真をクリックするとアマゾンの紹介ページにジャンプします
関上さんが出演するトークショー
『抗日ナイト~抗日ドラマと中国遊園地&抗日テーマパーク』
8月25日(土) OPEN 18:30 / START 19:00
予約2000円/当日2500円
愛知・名古屋「特殊書店BiblioMania」
詳細はHPにて